クラウドワークスで返信がこないのはなぜ?応募時・契約中などシチュエーション別に解説!

クラウドソーシング

クラウドワークスを利用していると、仕事に応募したり質問のメッセージを送ったりしたのに返信がこないことがあります。

まったく反応がないと、「きちんと届いているのかな?」「この後どうしたらいいんだろう」と心配になりますよね。

そこで今回は、クラウドワークスの利用歴3年の筆者の体験談も交えながら、クラウドワークスで返信がこない理由をシチュエーション別に解説します。

返信がこないときの対処法やクラウドワークスを利用するときに意識しておくことも紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドワークスで返信がこないのはよくあることなの?

せっかくメッセージを送ったのに返信がないと、「相手はメッセージを確認できているのか」「無意識のうちに悪いことをしてしまったのか」「この後どうすれば良いのか」と不安になりますよね。

クラウドワークスでは、返信がこないのはよくあることなのでしょうか?

結論から言うと、クラウドワークスで返信がこない場面はよくあります

特に、応募した後の不採用のお知らせはこないことが多いです。

採用された場合お仕事を開始してからはきちんと返信がくるので、返信がこないことを恐れずどんどんクラウドワークスを利用することをおすすめします。

筆者
筆者

私自身クラウドワークスを3年間利用していますが、丁寧なクライアント以外は不採用のお知らせはしないことが多いように感じています。

クラウドワークスで返信がこない理由【応募時】

クラウドワークスでは基本的に、受注したい仕事を見つけたらクライアントに応募文を送ります。

自己紹介・今までの実績・稼働時間などさまざまな内容を頑張ってまとめて応募したのに、返信がこないとモヤモヤしてしまいますよね。

しかし、応募したにもかかわらず返信がこないのは、クラウドワークスでは比較的よくあることと言えます。

ここでは、クラウドワークスで仕事に応募した後返信がこない理由を紹介します。

不採用になった

応募した後に返信がこない理由としてまず考えられるのは、不採用だったからです。

クライアントのなかには、採用した人にのみ返信する方針を取っている企業・個人が一定数存在します。

例えば5人採用予定の仕事に60人からの応募がきた場合、全員に返信するのは大変ですよね。

クライアントとしてはワーカーの採用に充てる時間を最小限に抑えてすぐに仕事に取り掛かるため、採用された人にのみ返信することがあると考えられます。

筆者
筆者

私自身最も頻繁に経験しているのが、このパターンです。応募して1週間経過したら不採用だったと判断し、次の仕事の応募に取り掛かるようにしています。

選考に時間がかかっている

選考に時間がかかっていると、応募文への返信が遅くなる場合があります。

募集人数に対して応募者が多すぎると、誰と契約するのかなかなか決まらず、採用結果のお知らせが遅くなってしまう場合があるのです。

またクラウドワークスを利用しているクライアントのなかには、大本の依頼主とワーカーの仲介を行っているところもちらほら見かけます。

大本の依頼主に「このワーカーはどうですか?」と打診しており、大本の依頼主の返信待ちになっているケースもあると考えて良いでしょう。

筆者
筆者

私自身、応募して3週間後に「採用されました」という連絡をもらったことがありました。応募したことすら忘れかけていたので、連絡がきたときは驚きました。

そもそも返信・採用するつもりがない

クライアントとしてはそもそも返信したり採用したりするつもりがないため、応募したメッセージに反応がない場合もあります。

ではなぜクラウドワークスで仕事を募集したかと言うと、次のようなことが考えられます。

  • 個人情報の収集
  • どのような人が何人くらい応募するのかを調べるため
  • クラウドワークスのシステムに慣れるため、お試しで募集してみた

特に、ワーカーからの評価がまだ1つも付いていないクライアントを見かけたときは気を付けてみてください。

後でより良いワーカーが見つかった

クラウドワークスを利用していると、1回は返信があったのに、その後音信不通になるクライアントもたまにいます。

1回は返信したにも関わらずその後の連絡がこなくなった理由として考えられるのは、より良いワーカーが見つかったため

仕事を依頼できなくなった場合はその旨を伝える連絡をしてほしいものですが、「今後やり取りをしないならいいや」と状況を説明してくれないクライアントもいることも留意しておいた方が良いかもしれません。

筆者
筆者

私も2回このような経験がありました。連絡がなくなったので状況確認のメッセージを送っても、反応がありませんでした。数週間ほど経過してクライアントのページを見てみると、その仕事に携わったワーカーの評価が掲載されていて、そこで自分が採用されなかったことに気づきました。

クラウドワークスで返信がこない理由【契約中】

契約を結び、クライアントからの仮払いが完了したら、仕事のスタートです!

しかし契約中であっても、クライアントからの返信がこないケースもちらほら。

いったい何が起こっているのでしょうか。

ここでは契約中であるにも関わらず、クラウドワークスでクライアントからの返信がこない理由を解説します。

忙しくてメッセージを確認できていない

クライアントのなかには、複数のお事を同時進行でこなしているところもあります。

クラウドワークスの画面を確認し、メッセージを返信する時間がなかなか取れないため、連絡が遅れていることが考えられます。

クラウドワークスでメッセージが届いたことを知らせるメールが自動で配信されるよう設定していても、他の仕事のメールで下の方に流れてしまい、気づいていないことも。

締め切りが近くなったときや、メッセージを送って数日経過しても返信がないときはもう一度確認の連絡をすることをおすすめします。

筆者
筆者

私自身クラウドワークスを3年利用していますが、クライアントによるメッセージの確認漏れは年に数回くらいのペースで発生している印象です。今までお世話になったクライアント様は、再度メッセージを送信するとすぐに返信してくれました。

返事を準備するのに時間がかかっている

返事を準備するのに時間がかかっていることも、契約中に返信がこなくなる理由のひとつとして考えられます。

質問された内容に正確に返答するため、クライアントは調べものをしたり、他の人に確認したりしているのかもしれません。

締め切りまで時間に余裕がある場合は、もう少し待ってみるのも良いでしょう。

筆者
筆者

締め切りまで日程に余裕がないときや、4日以上返信がない場合は進捗状況を尋ねるメッセージを送るようにしています。メッセージに「○月○日までに返信して欲しい」と日程を明記しておくと、その日までに返事をくれるクライアント様が多いと感じています。

クライアント側に問題が発生した

極々まれではありますが、クライアント側に問題が発生して返信が滞る場合もあります。

クライアント側の問題として考えられる具体的な状況は、次の通りです。

  • 大幅な変更が発生して今後の対応を検討している
  • プロジェクトを中断することになった
  • クライアント側の機材のエラー
  • 規約違反をしてアカウントの利用制限がかかった
  • 仕事をするのが嫌になった

メッセージを送ってしばらく経つのに返信がない場合は、状況を確認するメッセージを送ってみましょう。

1週間以上返信がない場合は、クラウドワークスの事務局へ問い合わせることも検討してみてください。

報酬を支払うつもりがない

出来上がったものをクライアントに確認してもらうため、納品の手続きを進める前に一度ファイルやデータを送ることもあるでしょう。

通常であれば数日以内にクライアントから連絡がきて、「確認が完了しました」「○月○日までに返信するので、少々お待ちください」といったことが伝えられます。

しかし悪質なクライアントだと、そもそも報酬を支払うつもりがなく、出来上がったものを受け取ったあと音信不通になることも。

クライアントのページを確認し、「最終アクセス」が1週間以上前のときはクラウドワークスの事務局へ連絡した方が良いかもしれません。

クラウドワークスで返信がこない理由【契約終了後】

クラウドワークスで募集している仕事のなかには、「継続して受注できる」と記載されているものもあります。

また納品~評価入力までの一連の流れが終了した後、クライアントから「今後ともよろしくお願いいたします」と次回の依頼を示唆するメッセージがくることもちらほら・・・。

にも関わらず、その後の連絡がこないケースもあります。

ここでは、契約終了後にクライアントから連絡がこなくなる理由を確認してみましょう。

現時点で依頼できる仕事がない

クライアントは、応募するときに送ったメッセージや今回の契約で出来上がったものをもとに、今後どのような仕事を依頼するかを決めることがあります。

契約終了後に連絡がこないのは、現時点であなたに依頼できる仕事がないからなのかもしれません。

クライアントとしてできるだけ良いものを納品してもらうため、それぞれのワーカーの得意分野や魅力と合致したものを依頼したいと思っている可能性があります。

仕事の依頼がくるまで、気長に待ってみるのもおすすめです。

筆者
筆者

一度だけ、「今後ともよろしくお願いいたします」と言われてから1年ほど連絡がなかったクライアント様から仕事の依頼をいただいたことがありました。

社交辞令だった

「今後ともよろしくお願いいたします」「次回もお願いします」といった言葉を、社交辞令として使うクライアントもいます。

本当に次回の仕事を依頼する場合は「次の依頼では~」と具体的な仕事内容を教えてくれたり、数週間以内に新しい仕事の依頼がきたりする場合がほとんどです。

仕事の継続依頼を思わせる言葉があるにも関わらず音沙汰がないときは、社交辞令だったと考えても良いかもしれません。

返信がこなくなった時の対処法

クラウドワークスを利用していて、クライアントからの返信が滞ったときの対処法はいくつかあります。

ここでは、主な対処法を8つ紹介します。

お仕事の詳細を確認する

クライアントからの返信がこないことが気になる場合は、もう一回お仕事の詳細を確認してみましょう。

もしかすると「採用者のみに返信します」「お返事には1週間ほどかかります」といった注意書きがされていたり、連絡が取れる時間帯が記載されたりしているかもしれません。

お仕事の詳細の確認漏れが原因でクライアントからの返信がないことに不安を覚えているケースもあるので、一度チェックすることをおすすめします。

もう一度メッセージを送ってみる

クライアントの確認漏れや返信のし忘れが原因で、メッセージが返ってこないケースもあります。

そんなときはもう一度メッセージを送ってみるのも、クライアントからの返信がこないときに有効な対処法です。

もう一度メッセージを送るときは「○月○日までに返事がほしい」と日程を記載しておくと、クライアントとしても締め切りが明確化されるため、期日までに返信がきやすくなります。

筆者
筆者

私はもう一度メッセージを送るタイミングを、締め切りが近いならすぐ、締め切りに余裕があるなら3日後にするようにしています。

そのまま放置する

送ったメッセージへの返信がない場合は、そのまま放置するのもひとつの手段です。

ただし「放置」という手段を取るのは、仕事に応募した後の採否結果のお知らせがこないときのみに留めておくことをおすすめします。

契約中に音信不通になったことを放っておいたら、仕事の進捗や報酬の支払いに影響を及ぼしかねません。

クライアントのなかには不採用だったワーカーには連絡しない方針を取っているところもあるため、無理に追及するよりも次の仕事を探しに行った方が効率的と言えます。

筆者
筆者

特にクラウドワークスを利用し始めた頃は実績がなく、採用されることの方が少なかったため、応募しても何の反応もなかった場面が多かったです。いつまでも返信がこないことを気にしていては仕事ができないため、応募文への反応がなくても気にしないようにしていました。

「みんなのお仕事相談所」を利用してみる

クラウドワークスでは、ワーカー同士の交流の場のひとつとして「みんなのお仕事相談所」というものを運営しています。

「みんなのお仕事相談所」とは、クラウドワークスの会員が投稿した質問に対して、同じクラウドワークスの会員が回答する質問箱のようなもの。

Yahoo! JAPANが提供している、「Yahoo!知恵袋」と似たようなものです。

「みんなのお仕事相談所」に尋ねたいことを投稿するほか、クライアントからの返信がなくて悩んでいる会員の質問とその回答もたくさん投稿されているので、似たような境遇の人がいないか確認してみるのも良いでしょう。

「連絡催促申請」を行う

クライアントからの契約の同意を待っているにも関わらず、何の反応もないときは、「連絡催促申請」を行うのも良いでしょう。

「連絡催促申請」とは、プロジェクト形式(固定報酬制・時間単価制)の募集を対象としたクラウドワークスのサービスのひとつです。

「連絡催促申請」に承認されると、クラウドワークスの事務局からクライアントに対して「ワーカー連絡するように」と催促する連絡が入ります。

ただし状況によっては承認されず、事務局による対応は行われないことも留意しておきましょう。

【固定報酬制の仕事の場合】「契約途中終了」のリクエストを送る

固定報酬制の仕事を受注しており、契約している最中にクライアントとの連絡が取れなくなったときは、「契約途中終了」のリクエストを送るのも良いでしょう。

クライアントがリクエストに応じるか、無反応のまま1週間経過した場合は、契約が終了します。

ただし契約を途中で終了すると、契約自体がキャンセルされるため、仮払いされた報酬はすべてクライアント側に返金されます

作業に取り掛かる前であればまだ良いのですが、仕事がある程度完了していたら損失が大きくなる可能性もあるため、「契約途中終了」のリクエストを送るタイミングには注意しましょう。

【時間単価制の仕事の場合】「契約終了」のリクエストを送る

時間単価性の仕事を受注していてクライアントとの連絡が取れなくなったときは、「契約終了」のリクエストを送ってみるのもひとつの方法です。

リクエストの送信後、クライアントが承認するか1週間反応がなかった場合は、契約が終了します。

ただし未確定の報酬や未払いの超過分があると、「契約終了」のリクエストは送れません

時間単価制の報酬額は稼働した翌週の金曜日に確定するため、少し時間を置いてから手続きを進めてみてください。

【納品後1週間経過した場合】クラウドワークスの事務局へ連絡

クラウドワークスではワーカーが成果物を納品した後、クライアントが検収を済ますことで報酬が支払われます。

クライアントからの検収完了の連絡を待っているにもかかわらず、1週間何の音沙汰もない場合は、クラウドワークスの事務局へ連絡するのも対処法のひとつです。

連絡を受け取ったクラウドワークスの事務局は、検収を進めるようクライアントに依頼を出します。

万が一その依頼にクライアントが反応しない場合は、利用規約をもとにクラウドワークスの事務局が検収の手続きを代行してくれることがあります。

クライアントとの契約画面にある「契約相手と連絡がとれない場合はこちら」のページから「お問い合わせフォーム」をクリックし、画面下部にあるオレンジ色の「お問い合わせ」ボタンを探してみてください。

クラウドワークスを利用するときに覚えておくと良いこと

クラウドワークスで仕事をしていると、クライアントからの返信がこないことがあります。

しかし「返信がこなかったらどうしよう」と気にしてしまい、クラウドワークスの利用をためらうのはもったいない!

ここでは、クラウドワークスを利用するときに覚えておくと良いことを3つ紹介します。

「応募した後に連絡がこないのはよくあること」と思っておく

クライアントのなかには、不採用のワーカーに対しては返信しない企業・個人が一定数存在します。

不採用でも返信してくれるクライアントは丁寧な方だと考えて良いでしょう。

「応募した後に連絡がこないのはよくあること」と思っておいて、返信がなくてもあまり気にしないことをおすすめします。

困ったらクラウドワークスの事務局に連絡するのもアリ

クラウドワークスでは、連絡が取れなくなったクライアントに対してきちんと対処する制度が整備されています。

何か困ったことがあるときは、クラウドワークスの事務局に連絡することも検討してみましょう。

ずっと1人でモヤモヤと悩むより、スッキリすることもありますよ。

返信の有無はあまり気にせずどんどん応募しよう!

応募文への返信がなかったり、契約中に連絡がこなくなったりすると、クラウドワークスを利用するのをためらってしまう方もいるかもしれません。

しかし応募文への返信がないのはよくあることですし、契約中に連絡しなくなるクライアントはごく一部です。

優しいクライアントも大勢クラウドワークスを利用しているので、返信の有無はあまり気にせずどんどん応募してみてくださいね!

まとめ

クラウドワークスを利用していてクライアントからの返信がこない理由としては、次のようなものが考えられます。

状況理由
応募時●不採用になった
●選考に時間がかかっている
●そもそも返信・採用するつもりがない
●後でより良いワーカーが見つかった
契約中●忙しくてメッセージを確認できていない
●返事を準備するのに時間がかかっている
●クライアント側に問題が発生した
●報酬を支払うつもりがない
契約終了後●現時点で依頼できる仕事がない
●社交辞令だった

もし返信がこなくて困っている場合は、以下のような対処法を試してみましょう。

  • お仕事の詳細を確認する
  • もう一度メッセージを送ってみる
  • そのまま放置する
  • 「みんなのお仕事相談所」を利用してみる
  • 「連絡催促申請」を行う
  • 【固定報酬制の仕事の場合】「契約途中終了」のリクエストを送る
  • 【時間単価制の仕事の場合】「契約終了」のリクエストを送る
  • 【納品後1週間経過した場合】クラウドワークスの事務局へ連絡

応募文への返信がないのはよくあることですし、契約途中で連絡がこなくなるクライアントは極々一部です。

連絡返信の有無にはあまり悩み過ぎず、気軽にクラウドワークスを利用してみてくださいね

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