不足しがちなフリーランスの福利厚生をカバーできるクラウドソーシング4選

クラウドソーシング

フリーランスと会社員の違いのひとつとして、福利厚生の有無が挙げられます。

会社員だと、健康保険料や厚生年金保険料の50%を会社が負担してくれたり、会社と提携しているホテルや飲食店の割引サービスを受けたりできます。

一方フリーランスは会社に所属して働くわけではないため、福利厚生の恩恵は受けられないと考えて良いでしょう。

しかし、そんなフリーランスのデメリットをカバーするため、クラウドソーシングサイトのなかには会員限定の福利厚生サービスを用意しているものもあります

そこで今回は、フリーランスにおすすめの福利厚生が充実しているクラウドソーシングサイトを、4つ紹介します。

福利厚生がないのはフリーランスの弱点

会社員とは異なり、フリーランスには福利厚生がありません。

国民健康保険料や国民年金保険料は自分1人で全額を負担しなければなりませんし、マッサージ施設の利用費や資格試験の受験料のサポートも受けるのも難しいのが現状です。

場合によっては仕事以外のところで出費がかさみ、収入と支出がほとんど同じ額になることも

福利厚生の恩恵を受けられず、サービス・施設をお得な価格で利用したり、万が一に備えて収入の一部を貯蓄に回したりしにくいのは、フリーランスの弱点であると言えます。

不足している福利厚生を補うならクラウドソーシングサイト!

「フリーランスに福利厚生がないから」と、がっかりする必要はありません。

フリーランスに不足しがちな福利厚生を補うため、一部のクラウドソーシングサイトでは会員限定の福利厚生サービスを用意しています。

クラウドソーシングサイトとは、企業・個人からの仕事の募集が掲載されている求人情報サイトのようなもの。

サイト内で仕事探し・メッセージのやり取り・報酬の支払いなどをまとめて行えるため、利用しているフリーランスは大勢います。

クラウドソーシングサイトによって、用意している福利厚生サービスはさまざま。

仕事に役立つもの・万が一の備えになるもの・休暇を楽しめるものなど、福利厚生サービスの種類はとても豊富です。

利用するクラウドソーシングサイトを選ぶ際は、福利厚生サービスの内容を参考にしながら決めるのもおすすめですよ。

福利厚生が充実しているクライドソーシングサイト4選

クラウドソーシングサイトにはたくさんの種類があり、どれに登録するか迷ってしまうことがよくあります。

サイトによっては「福利厚生」ではなく「会員限定サービス」のような別の名称を使っているものもあるため、福利厚生を確認できるページを探すのに時間がかかることも。

そこで、ここでは福利厚生が充実しているクラウドソーシングサイトを4つ紹介します。

クラウドワークス

クラウドワークスは、470万人のフリーランスと76万社以上の企業が利用しているクラウドソーシングサイトです。

動画制作・イラスト制作・ホームページ作成・アプリ開発・ライティング・アンケート調査など、さまざまなジャンルの仕事を募集しています。

案件数豊富で、ほぼ常に8,000件以上、多いときは1万件もの仕事が掲載されているのも魅力です。

副業や駆け出しフリーランスから、ベテランのフリーランスまで幅広い層の人が利用しています。

福利厚生サービスは、会員登録している方なら誰でも利用できますよ。

福利厚生概要
KIDSLINE(キッズライン)子どもがいるワーカーをサポート
わりかん保険がん診断で一時金80万円、加入時の保険料支払い不要
相談LINE法律や税務の相談を無料で受付
PIXTA新規会員登録でSサイズの画像1点分が無料
フォントワークスセレクトフォントサースを割引価格で購入可能
メリービズ会計ソフトへの入力代行、一部プランの割引を実施
みんなのカレッジオンライン型コミュニティ、スキルアッププログラムを実施
カフェトークオンライン語学レッスン、2,000ポイント付与
CodeCampプログラミングレッスン、割引クーポン配布

ランサーズ

ランサーズは、登録者数が110万人もいるクラウドソーシングサイト。

システム開発・Web制作・コンサルティング・ライティングなど、幅広いジャンルの仕事が募集されています。

フリーランス向けの福利厚生サービスは、「フリーランストータルサポート」という名前で提供しています。

新規会員登録は無料でできるので、登録だけしておくのもおすすめですよ。

福利厚生概要
Freelance Basics会計・法律のサポート、セーフティネットの提供など
Lancers クラブオフ全国25万施設での優待・割引を受けることが可能
※利用条件が設けられています。

【Lancers クラブオフ対象サービス】

  • 健康・ヘルスケア
  • 育児介護サービス
  • スポーツ・フィットネス
  • 食事・グルメ
  • 旅行
  • レジャー
  • エンタメ
  • ショッピング
  • 美容・ビューティー

ココナラ

ココナラは、プログラマー・ライター・動画編集者・コンサルタントなどさまざまな人が利用できるクラウドソーシングサイトです。

フリーランスはサイトに自分のプロフィールを登録し、仕事の委託先を探している企業や個人に声を掛けてもらって仕事を受注します。

他のクラウドソーシングサイトでは自分から応募する必要がある一方、ココナラでは依頼が来るのを待つだけで良いため、仕事を探したり応募文を入力したりする手間を省けるのが魅力です。

福利厚生サービスは、「ココナラクラブオフ」という名称で提供しています。

福利厚生概要
ココナラクラブオフ全国20万以上の施設で会員限定の優待を受けられる
※利用条件が設けられています。

【ココナラクラブオフの優待の例】

  • 旅行:国内・海外パッケージツアーが最大90%オフ
  • レジャー:レジャー施設の利用料が最大75%オフ
  • グルメ:全国3万5,000店舗が対象
  • その他:美容・スポーツ・ショッピング・育児サービス・介護サービスなども優待対象

Craudia

Craudia(クラウディア)は、2012年12月にサービスを開始したクラウドソーシングサイトです。

会員数は100万人にものぼり、システム開発・デザイン・イラスト作成・ディレクターなどさまざまなジャンルを募集しています。

ワーカーシステム利用手数料は3~15%で、他のクラウドソーシングサイトと比べると比較的お手頃なのが嬉しいポイント。

会員限定の福利厚生サービスも充実していますよ。

福利厚生概要
格安航空券モール航空券1枚につき通常価格より700円引き
ワンストップビジネスセンター全国40店舗以上あるバーチャルオフィスの初期費用と月額利用料(3ヶ月分)が無料
LIFE THEATERオンライン型学習サービスの月額料金(税別月1万円・2ヶ月分)が無料
日本化粧品検定協会条件達成で「ステマ・アフィリに関する法改正 最新版」をプレゼント
BlueWorks Tax税理士サービスの初月1ヵ月分無料
ABCash金融リテラシー向上のサポート
NAWABARIビジネスに使える住所と電話番号の貸し出しサービス、初期費用が無料になる

まとめ

会社員のような手厚い福利厚生を受けるのが難しいことは、フリーランスとして活動するデメリットとして挙げられます。

しかしクラウドソーシングサイトのなかには福利厚生サービスを用意しているものもあり、フリーランスのデメリットをカバーすることが可能です。

今回は、以下の4つのクラウドソーシングサイトを紹介しました。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ
  • Craudia

どれも会員登録費は無料のため、試しにアカウントを作ってみるのも良いでしょう。

気になるクラウドソーシングサイトが見つかった方は、ぜひ会員登録してみてくださいね。

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