【コピペOK】クラウドワークスでスカウトを断るときの例文を理由別に紹介

クラウドソーシング

クラウドワークスで仕事をしていると、たまにクライアントからスカウトが来ることがあります。

せっかく自分を見つけて声をかけてくれたのですから「引き受けたい!」と思う一方、スケジュールに余裕がなかったり、仕事の内容が自分の得意分野・専門分野と違っていたりして、依頼を断ろうかと考える場面もあるでしょう。

そこで今回はクラウドワークス利用歴3年の筆者が、クラウドワークスでスカウトを断るときの例文を理由別に紹介します。

そのままコピペして送信できるようにしているので、クラウドワークスのスカウトの断り方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドワークスの「スカウト」とは?

クラウドワークスのスカウトとは、クライアント(発注者)側からワーカー(受注者)に対して「この仕事をしてもらえませんか?」と声を掛ける制度のこと。

何万人といるワーカーのなかから自分を見つけてくれたのですから、スカウトをもらったときの嬉しさはひとしおです。

それに仕事を探して応募する手間を省けるため、効率的に仕事を受注するのにも効果的と言えるでしょう。

しかし、スカウトのなかにはスケジュールが急過ぎたり仕事内容が思っていたのと違っていたりして、「引き受けるのはやめておこうかな」と思うものもあります。

スカウトを辞退したいときは、しっかりと引き受けられない旨を伝えることが大切です。

【理由別】クラウドワークスでスカウトを断るときに送る文章の例

スカウトを断るとき、「辞退するのは申し訳ない」「声を掛けてくれた人は気を悪くしないかな」と気になることもありますよね。

せっかく連絡をくれたのですから、失礼のないよう丁寧なメッセージを送りたいものです。

ここではスカウトを断る理由別に、辞退のメッセージの例文を紹介します。

仕事や私生活が忙しい

仕事や私生活が忙しく、スケジュールの調整が難しいため、スカウトに応じられない方もいるでしょう。

そんなときは、予定が空いておらず仕事を受注するのが難しいことを正直にクライアントへ伝えてみてください。

【例文1】
お声がけいただき誠にありがとうございます。

ぜひお引き受けしたいところなのですが、現在スケジュールに余裕がなく、受注することが難しい状況でございます。
誠に恐れ入りますが、今回のスカウトは辞退させていただきたく存じます。

また機会がございましたらご連絡いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

【例文2】
お声がけいただきありがとうございます。
スカウトしていただいたこと、大変嬉しく思っております。

しかしながら現在私は子育ての合間を縫ってお仕事を受注している状況でして、新しい案件に取り組む余裕がございません。
ご縁をいただけたことに感謝申し上げますが、この度はお断りさせていただきたく存じます。

今後何かお手伝いできる機会がございましたら、ぜひお声がけください。
また、どうぞよろしくお願いいたします。

仕事内容が思っていたのと違う

スカウトされる仕事のなかには、自分の専門分野や得意分野と異なる作業内容のものもあります。

自身のスキルアップにつながる機会ではありますが、あまりにも自分が専門としている仕事とはかけ離れている時や、新しいことを覚える余裕がない場合は、スカウトを断るのも良いでしょう。

ただし、ストレートに「仕事内容が思っていたのと違う」と言ってしまうと、クライアントはあまりいい気分はしないかもしれません。

断りの連絡を入れる際は「私が専門としている分野とは仕事内容が異なっておりまして・・・」「現在の私ではご期待に応えるのは難しく・・・」などと伝えてみましょう。

【例文1】
スカウトのご連絡、誠にありがとうございます。

お声がけいただけたこと大変嬉しく思っておりますが、今回のお仕事の内容は私の専門分野と異なるようです。
クライアント様に満足していただける成果物を提出するためにも、関連する分野に特化した案件に集中したいと考えております。

この度は申し訳ございませんが、スカウトを辞退させていただきたく存じます。
またの機会に再びお声がけいただけることを心より願っております。

【例文2】
お忙しい中お声がけいただき、誠にありがとうございます。
スカウトしていただいたこと、大変嬉しく思っております。

しかしながらご提示いただいたお仕事の内容を拝見したところ、ご期待に応える実力が私にはまだ備わっていないと感じました。
今回は残念ながら、スカウトを辞退したいと考えております。

○○(クライアント名)様からのお仕事を受注できるよう一層励んで参りますので、今後も機会がありましたらご連絡いただけますと幸いです。

マニュアルが難しい・数が多い

クラウドワークスで募集されている仕事のなかには、マニュアルが決められているものもたくさんあります。

しかしマニュアルに記載されている指示が難しかったり数が多かったりして、スカウトを辞退したくなるケースもあるでしょう。

「自分の力不足でマニュアルにすべて従うのが難しいと感じている」と、遠回しに伝えてみることをおすすめします。

【例文1】
お世話になっております。
スカウトしていただきまして、誠にありがとうございます。

お仕事の内容を拝見し、大変興味を持ちました。
しかしながら仕事のマニュアルの内容が私には難しく、スムーズに対応することが難しいと考えております。
そのため、この度はお手伝いすることが難しいと判断し、スカウトを辞退させていただきたく存じます。

この度は私の力不足によりお引き受けできず、大変申し訳ございません。
今後も何かご縁がございましたら、よろしくお願いいたします。

【例文2】
スカウトしていただき、ありがとうございます。

お仕事の詳細を拝見し、マニュアルも確認いたしました。
お仕事の内容は大変興味深く携わってみたいと感じたのですが、マニュアルの内容が難しく、○○(クライアント名)様のご希望通りのものを提出するのは難しいと考えております。

この度は大変申し訳ございませんが、スカウトを辞退させていただきたく存じます。

報酬が低い

スカウトされる仕事のなかには、報酬が低いものもあります。

報酬が低いこともスカウトを断る理由に十分なり得るのですが、やはりストレートに「報酬が少ないから受注できません」とは言い出しにくいですよね。

報酬額を理由にスカウトを断るときは、「○円以上の仕事を受注するようにしている」「報酬が高いものから優先して受注している」のように、現在の自分の状況を具体的に説明することで、辞退する旨をクライアントの気分を損ねることなく伝えやすくなりますよ。

【例文1】
スカウトしていただき誠にありがとうございます。

お仕事の内容には大変興味を持っておりますが、現在私は○円以上を目安に受注しているため、残念ながらこの度はお手伝いすることが難しい状況でございます。
こちらの都合となってしまい誠に恐縮ですが、今回のスカウトは辞退させていただきたく存じます。

またの機会がございましたらお声がけいただけますと幸いです。

【例文2】
お世話になっております。
スカウトしていただいたこと、大変嬉しく思っております。

ぜひお引き受けしたいところではございますが、現在仕事の依頼を多数いただいておりまして、報酬の高いものから優先せざるを得ない状況となっております。
誠に恐れ入りますが、今回のスカウトをお受けするのは難しく感じております。

せっかくのお声がけに応えられず大変申し訳ございません。
今後も何かご縁がありましたら、お声がけいただけますと幸いです。

クラウドワークスでスカウトを断るときに大切なポイント

せっかく声を掛けてくれたものを断るのは、少し心苦しく感じるものです。

スカウトを断る方のなかには、「スケジュールが合わなかったから辞退するけど、できれば引き受けたかった」という方もいるでしょう。

今後の関係を続けていくためにも、相手を思いやったメッセージを送りたいですよね。

ここでは、クラウドワークスのスカウトを断るときに大切なポイントを5つ紹介します。

相手に感謝の言葉を伝える

クラウドワークスでスカウトを断るメッセージを送るときは、まずはクライアントに感謝の言葉を述べましょう

クライアントは忙しい時間を使って仕事を引き受けてくれそうな人を探し、あなたに連絡しました。

自分を見つけて選んでくれたことへの感謝を伝えることは、忘れないようにしたいですね。

できるだけ丁寧な言葉づかいを心掛ける

スカウトを断るときに限った話ではありませんが、メッセージを送るときはできるだけ丁寧な言葉づかいを心掛けましょう

「ごめんなさい、忙しいから仕事を受けれません!」のようなラフな文章を送られると、クライアントとしてはあまりいい気分ではないかもしれません。

クライアントは何万人といるワーカーのなかからあなたを選び、スカウトの文章の内容を考え、マニュアルを用意したうえで連絡をくれています。

スカウトに至るまでの手間を想像し、自分もクライアントも気持ちよくやり取りを終えられるようにしましょう。

スカウトを断る理由をきちんと伝える

スカウトを断る理由をきちんと伝えることも、辞退のメッセージを送るときにとても大切です。

ただ単に「辞退します」「お引き受けできません」だけだと、クライアントとしては「何でダメだったんだろう」とモヤモヤしてしまうことがあるかもしれません。

それにスカウトを断る理由を伝えることは、時間を割いて自分のことを見つけて連絡をくれたクライアントに誠意を見せることにも繋がります。

「スケジュールに余裕がない」「自分の専門分野と違う」など、仕事を引き受けられない事情をきちんと説明し、クライアントに納得してもらえるようにしてみましょう。

「クッション言葉」を取り入れる

クッション言葉」とは、「恐れ入りますが」「大変ありがたいのですが」など、後に続く言葉をマイルドに見せる効果が期待できるフレーズのことです。

せっかく声を掛けてくれたクライアントに辞退を申し出るのは心苦しいですし、「報酬が低い」「マニュアルの数が多すぎる」のような言い出しにくいこともあるでしょう。

そんなときは「クッション言葉」を用いて、クライアントを気遣う気持ちを表してみることをおすすめします。

「ぜひお引き受けしたいのですが」「恐縮ですが」などの「クッション言葉」を用いて、クライアントに気持ちよく文章を読んでもらえるようにしてみましょう。

また今度声を掛けてほしい気持ちを表す

スケジュールに余裕がない、自分の実力不足など、やむを得ない事情でスカウトを辞退しなければならない場面もあるでしょう。

「今回のスカウトには応じられなかったけど、次の機会があればぜひ受注したい!」と思ったときは、また今度声を掛けてほしい旨を文末に記載するのがおすすめです。

ただ単に「またの機会があればよろしくお願いします」だけだと社交辞令と思われかねないので、「○月△日以降であれば受注可能です」のように具体的な情報を添えるのが、成功率アップのポイントです。

クラウドワークスのスカウトを断りたいときは無視しても構わない

クラウドワークスでスカウトされた仕事を引き受けたくないときは、スカウトのメッセージを無視してしまうのもひとつの手段です。

特に、次のような状況に当てはまる方は無視しても構わないかもしれません。

  • 今後そのクライアントから仕事を受注しなくても構わない
  • 極端に報酬が低い仕事を依頼された
  • スカウトの内容がマルチ商法の勧誘のような怪しい仕事だった
  • 自分の専門分野と全く違う仕事だった

報酬が低い、仕事の内容が怪しい等の理由で「今後このクライアントからの仕事を引き受けることはないな」と感じたときは、スカウトメッセージへの返信はしなくても良いでしょう。

もしかすると「この条件ならどうですか?」と食い下がられるかもしれませんし、一度返信することで「この人は連絡し続ければ契約してくれるかも」と思われて、少し間を空けてまたスカウトされる可能性があります。

また、Webライターにオフィス事務のサポートを依頼する、プログラマーにライブ配信者のスカウトをするなど、専門分野と全く違う仕事のスカウトをして来るクライアントもいます。

そのクライアントは不特定多数のワーカーにスカウトを出して、「少しでも契約を結べたらラッキー」くらいに考えているかもしれません。

もちろん、スカウトへの感謝の意を表すのはとても大切です。

自分の状況や考えに基づいて、断りの連絡を入れるか無視するかを考えてみてください。

【参考】代案を提示して交渉してみるのもアリ

スカウトを断るのではなく、代案を提案して、自分の希望の契約条件・仕事内容になるようにクライアントと相談するのもひとつの手段です。

以下の条件のどれか1つでも当てはまる人は、代案を提案してみるのも良いかもしれません。

  • スケジュールに余裕がない
  • あと少しだけ報酬を上げてほしい
  • 作業量を少しだけ減らしてほしい

スケジュールなら「○月×日だと納品できます」、報酬なら「報酬を△円にしていただけないでしょうか」と、スカウトを受けられる条件を提示して、クライアントに調整してもらえるか尋ねてみるのです。

「仕事を受注したい」という思いがクライアントに伝わりやすいですし、相談に応じてくれるケースもよくあります

もしクライアントに「相談内容を受け入れることはできません」と返信されても、仕事を引き受けようと努力する姿勢を見せられたのですから、後日また違う仕事をスカウトしてくれる可能性だってあります

「受注したいけれど、契約条件や仕事内容が自分の希望と少し違う」という時は、代案を提案するのもおすすめです。

代案を提案するときは、こちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

せっかくクラウドワークスでもらったスカウトを断るのは、心苦しく感じるものです。

断りの連絡を入れるときは、次のような項目を意識すると辞退しやすくなりますよ。

  • 相手に感謝の言葉を伝える
  • できるだけ丁寧な言葉づかいを心掛ける
  • スカウトを断る理由をきちんと伝える
  • 「クッション言葉」を取り入れる
  • また今度声を掛けてほしい気持ちを表す

クラウドワークスのメッセージ画面の向こう側にも人がいることを忘れずにやり取りをすることが大切です。

スカウトの断る連絡を入れる以外にも、状況に合わせて無視代案の提案といった方法を使ってみるのも良いでしょう。

本記事がクラウドワークスのスカウトを断るときの参考になれば幸いです。

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